10月10日(土)笹子雁ヶ腹摺山・お坊山
コース 8:30笹子駅ー8:50新田9:10〜10:15笹子峠〜11:15笹子雁ヶ腹摺山12:00〜米沢山〜お坊山〜大鹿峠〜15:20田野〜16:05甲斐大和駅16:42ー自宅19:15

 今回予定した山は達沢山で、下山してから、石和温泉駅に出る予定だった。ところが、登山口に行ったら、水道事業組合名で入口が閉鎖されていた。パソコン検索で計画したコースだったが、2年半前だったので、その間に、何か山道を閉鎖しなければならない事情が発生したのだろうか。もしそうだとしたら、大変残念なことだ。
 親友のT君と一緒に、笹子駅で中央線を降り、バス停でバスが来るのを待っていたら、個人タクシーと思われる小型のタクシーが止まった。どこまで行くのかと聞かれたので、新田ですと答えたら、1000円で行くけど、どうかねと言った。一人500円なら、バス代より300円ほど高いが、時間が稼げるからいいと思って、二つ返事で了解する。甲州街道を走り、旧甲州開度方面に入って、新田バス停で降りる。タクシーに乗ったら、雨が降り出し、いやな気持になる。新田バス停から地図で確認し、狩野林道入り口を見つける。ところが、道をふさぐように扉があり、扉には「通行止め」と大書され、下には「追分水道事業組合」etcの名前がある。「えっ、何これ」と思ったが道はしっかりふさがれており、人も通れる状態ではない。地図で確認したが間違いはない。何か手掛かりはないかと思い、104で事業組合名の電話番号を尋ねる。所が案内されたのは、市役所の水道事業の部署だけだった。土曜日なので無理かなと思ったが一応かけてみることにしたが、やはり電話には応答がなかった。
 どうしようかと思って、地図を広げ、とりあええず、このまま旧甲州街道を峠に向かい、峠から別の方面への登山コースがあったので、行くことにする。雨もぽつぽつ降り出し、わびしい様相を呈してきた。
旧甲州街道は舗装はされているが、杉の木の間をくねくねと登っていく。途中から左方向へ「矢立の杉」への案内があり、砂利道を歩く。矢立の杉についたころには雨も上がりほっとする。

一休みした後、また旧甲州街道に出て、笹子峠へ向かう。
 笹子峠はトンネルがあった。

そばに地図があったので見ると、少し登った分岐点を左に行くと今日予定していたコースに途中からたどり着くようだ。山道に入って、右方向へ登り、笹子峠に10:15に着く。予定コースに行こうかとも思ったが、行ったとしたら、予定より30分ほど遅れることになるので、時間には余裕が必要と思い、あきらめる。
 分岐点を右に進み、笹子雁ヶ腹摺から、甲斐大和方面に降りることにする。いきなり急な登りになるが、登り切ってからは緩やかになる。雲があり、展望も良くない。笹子雁ヶ腹摺の最後も急な登りだ。
 山頂で、11:15になったので、昼食にする。

T氏は今日はラーメンだった。具はと聞いたら、缶詰とのこと。豪快な男料理だ。私はいつものご飯と今日はスーパーで安いのがあったので、カレーコースだ。休んでいたら、笹子駅から直登の道を2つのグループが登って来た。団体はここで昼食のようだ。山頂は狭く、我々とは離れた場所で食べていた。下界は晴れていたのでよく見えたが、山の展望が利かないまま、昼食を食べる。
 12:00に山頂を後にする。山道は標識に沿って、右に曲がり、かなり下る。下りきってから、アップダウンを繰り返しながら、米沢山に着く。最後は150mほど登りが続いた。このころになると陽が射し、晴れてきた。この山も樹があり展望は悪い。
 米沢山を過ぎると、アップダウンもなくなり、歩きやすい。お坊山の登りも緩い登りだった。


 お坊山から大鹿峠はいよいよ下りになる。ゆるい下りなので歩きやすい。ただ、道が一昨日の台風の影響で湿っており、この日は2回も滑ってしまった。
 大鹿峠からの下りは最初は約50mほどのやや急な登りだ。田野への下り道は鉄塔沿いの道だ。長い下りで飽き飽きしてしまう。田野には3:20に着く。景徳院によって、武田勝頼の墓に詣でる。
 甲斐大和駅には4:05に着き、16:42の電車で高尾に向かう。夕方のホームは大部涼しくなったので、待合室に入って、電車を待つ。
 高尾、立川と乗り換え、登戸には18:42に着き、自宅には19:15に着く。