6月24~25日 車山(1925m)
コース 24日 登戸駅8:54ー13:00茅野駅13:35ー14:33車山高原14:40~16:05車山山頂16:30~17;40車山高原ネーベルハウス(泊)
     25日 車山高原8:30ー8:40リフト山麓駅9:00ー9:20リフト山頂駅~9:25車山山頂~10:00車山肩~10;30車山湿原~10:50車山肩11:23ー13:20上諏訪駅13:27ー16:50自宅

 今回は本当に最後の百名山 車山です。思えば、11年前、北海道の雌阿寒岳で100を登ったとずっと言い続けてきました。それは車山があまりにも近く、いつでも行けるからと軽視してきたからです。
 それから11年体力も落ち、家庭内では家族の認知症の発症で一人で山に行く気が起きなくなった。更に追い打ちをかけるように、自身が心臓病になり、最近3年近くはコロナの影響で家内がデイサービスのみとなったため、日帰りの山すら、行程に制限がかかるようにもなった。(出発できるのが朝9時以降の駅(小田急線もしくは南武線の某駅))であり、夕方5時半には自宅に戻れなければならない)
 そんなこんなで最後の百名山車山に行くことは、ほとんど不可能な状況にもなった。
 この事態が急変したのは、家族の主治医の一言でした。家庭内のある出来事で、これまでのデイサービスだけでは培われない、患者本人の自立性をもう少し確保させなさいとの一言でした。
 それはすなわち泊りのサービスを受けなさいという意味でした。
 その一言により、私自身の自由が生まれ、泊りでどこか(山しかない)に行ける、それが今回の山行きとなりました。

 夏前にはと思っていましたが、梅雨にはいり、天気を気にして、ようやく晴れ間のある、この日にまず宿を予約しました。家族のことで忙しく、あまりゆっくり準備もできなかっため、バス便をもう少し調べておけばよかったのですが.。
 茅野駅で降り、昼食のそばを食べ、バス停で待つ。バスに乗りこんだのは私一人であった。蓼科山が途中から終点までずーと見えていた。バスは白樺湖経由であった。白樺湖は昔,車を初めて買ったころ、家族できた懐かしい場所だ。
 終点の車山高原で降り、登山口のあるリフト乗り場へ向かう。

 私の地図は古く、登山道は今は違ったコースになっていた。どうやら山頂までの距離は当初考えていた1.5kmではなく迂回しており、約2.7km程度あるようだ。標高差355m当然勾配も当初25%と思っていたが、約14%とゆるく楽そうだ。
 登り始めは勾配があったが、だんだん勾配は緩くなる。オレンジ色のレンゲツツジがきれいだ。

中間駅まで40分、

そのあとは途中まで楽だったが、最後の100mは階段の山道だ。

鉄平石が敷いてあるので、足の置き場は楽だ。気象レーダー観測所が見えてきて、

16時過ぎに山頂につく。

山頂には気象観測所や車山神社もあり御柱も4本ある。

展望台もあり、風も気持ちいい。山頂で郡山から来たご夫婦に百名山達成ですといったら、大変喜ばれ、ホームページアドレスも写真で撮られた。(今ご覧になってりますか?トップページにメールアドレスがあります。よろしければメールもオーケーです。なお、文面の多少の誤字脱字はご勘弁を)
 山頂でゆっくりして、下ろうと思ったら、リフトの営業が終わっていたので、今日の宿にこれから歩いて降りますと連絡する。ストックも持ってきたので、使いながら降りることにする。階段のところは大変役に立った。砂利のところは滑りやすいので、注意しながら下る。約1時間で下ることができた。
 宿は私一人のようだった。ダブルベッドで、まるで、〇〇のようだった。
 入浴後、の食事はフルコース?で美味しかった。テレビを見ていたが、疲れとビールの酔いで8:30に寝てしまった。

25日
 夜中1時半に目が覚める。外に出て星が見えるかなと思ったが、星の一つも見えない。涼しい。気象のスマホは茅野市15.6度の表示。寒いわけだ。
 朝6時に起きたがそれでも少し寒い。部屋から八ヶ岳が見えた。

 朝食時に陽がさし、暖かさを感じる。
 8時半に宿を出て、リフトでもう一度山頂に行き、下って車山肩を目指す。

 リフトでも北風が冷たい。

山頂駅に着き、下り始めると、風は当たらず、暖かく感じる。
 緩やかな砂利道を下り、やがて肩と駐車場が見えてくる。

車山湿原は湿原が見当たらない。
 山小屋(コロボックル)の近くに来てから、湿原沿いの道を下る。

10分ほど砂利道だが、その後、木道になり歩きやすい。

右手に山頂のドームも見えてくる。

 左手後ろには雪をかぶった北アルプスの山々が見えてくる。

 やがて分岐点まで来ると、


 そこから折り返し肩へ戻る。、
 
 肩には人や車が多い。バス停留所は食堂兼売店のすぐ下だ。

 やがて11:23のバスが来て、乗り込み、八島湿原まで行って戻り、上諏訪駅に行き。各駅停車で帰る。
 途中小淵沢駅から高校の登山部員が乗ってきて尋ねたら、八ヶ岳に行ってきたらしい。
 色々山の話をすると、楽しく、時間がたつのは早い。高尾駅に着いて乗り換えのうちに彼らとはぐれて、あとは自宅へ帰る。